サイリスタ整流器 Ⅱ

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転流重なり角とその変化要因(理論解析)

(1) 波形図上段にある交流電圧u2の波高値付近にある赤い玉をマウスで上下左右にドラッグするとこの電圧の振幅や位相が変更できます。
(2) 波形図下段にある負荷電流I0の(赤い横軸に平行な線)をマウスで上下にドラッグすると負荷電流の大きさが変更できます。
(3) 波形図上段にある2本の横向き赤矢印“a1”および“a2”はそれぞれサイリスタT1およびT2の位相制御角(a1およびa2)を示しており、矢印先端をマウスで左右にドラッグすると矢の長さが伸縮でき位相制御角が増減できます。
(4) 主回路図中のインダクタシンボル(黒い長四角)の下端にある赤線をマウスで上下にドラッグするとシンボルの長さが伸縮して定数(インダクタンス)が増減します。
(5) 波形図中の縦赤線で指示された瞬間の電流状態が回路図に示されています。この縦赤線はマウスで左右にドラッグでき、希望の瞬間の回路状態を回路図で見られます。(但し、この縦赤線は上下2段ある波形図の上側でしかドラッグできません。)

この教育的回路はCroatia(クロアチア)・Zagreb大学のZeljko Jakopovic助教授からの提言に基づいて開発されたものです。